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終活コラム
NO.19

変わりゆくお墓の文化

変わりゆくお墓の文化

お墓の前で、家庭ではお仏壇に、手を合わせて礼をする。
子どものころから祖父母や両親に促されて見様見まねでやっていたしぐさも、いつの間にか板に付き、なぜかやすらぎ落ち着きを得る。お参りにはそんな力があります。

ご先祖を偲び加護を願う穏やかな日にー
思い出があふれて亡き人に会いたくなった時にー
人はお墓やお仏壇に参りたくなります。

なぜなら、お墓やお仏壇という場所は、ご先祖や身近な家族と共有する一つの「器」のような役割を果たしてくれる空間、心の拠りどころだからです。

今では、家代々のお墓を一つ所に守ることは難しくなりました。
東京の青山霊園が公共墓地となったのは1874(明治7)年といいますから、近代社会になるに従い霊園が求められたことがわかります。
核家族や単身者が増えていく時代の移り変わりと共に、遠方にある実家のお墓にはなかなか行くことができない、 家にはお仏壇をおいていない、といったような変化も生じてきます。
そのような家族それぞれが異なる社会活動を営み、グローバル化していくなかで注目されているのが利便性のよい都心にある室内の納骨堂です。

納骨壇が並んでいて、それぞれの場所に立ってお参りするタイプや、厨子が自動的に参拝者の前に運ばれてくる自動搬送式タイプなどがあります。

自動搬送式タイプの多くは、個々に用意された参拝室に、専用の厨子がコンピューター制御で運ばれてきます。施設によっては、ご遺骨とともに遺影が映し出される場所もあり、家族や自分だけの空間を創り出してくれます。お花やお香などが用意されているところも多く、手ぶらで参拝に行けるところが大きな魅力の一つです。
ICカード一枚あればいつでもお参りできるため、毎日お参りに行くことを日課にしている方や、独立したご家族それぞれでICカードを持たれている方も少なくないようです。

それ以外のタイプには、お位牌とご遺骨を収めた壇になったもの、ロッカー式になっているもの、墓石が並んでいる墓石型などがあります。いずれも、遺影やお花を飾るスペースがあるもの、ないものがあります。
また、ご遺骨は別に保管し、お位牌が並べられている位牌型や、はじめから他の人のご遺骨と一緒に納める合祀型もあります。

自分や家族のお墓に対する考え方、初期および維持に要する費用などを視野に入れて、多様な選択肢があることを知っておきたいものです。

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