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終活コラム
NO.62

日本の伝統文化「古武道」に触れてみる

日本の伝統文化「古武道」に触れてみる

終活を考え始めると、今までの生活スタイルを見直してみたり、これから先もずっと元気でいたい、たとえ不調があってもカバーしながら日々を愉しく豊かに暮らしたい。そんなふうに健康への意識が高くなるという声が多いようです。
そこでおすすめしたいのが、日本の伝統文化「古武道」。
古武道と聞くと、「ちょっと堅苦しそう」「いきなり始めるのはハードルが高い」と敬遠してしまいそうですが、実は終活世代の私たちにこそ、無理なく長く楽しめる、しかも心まで穏やかになれるという魅力があるのです。

命を懸けた戦いから、自分自身と向き合うものへ

古武道は、明治時代以前に始まった武術の総称のこと(諸説あるようです)。時代劇でもおなじみの動きで、柔術や剣術、居合術、槍術など、古武道は命を懸けた戦いの場で護身術として始まり、己が生き残るために発展をしてきました。
時代は流れ、古武道は戦うためではなく、自分自身の身体を整え内面と向き合う道徳的な考え方へと変わっていきます。「心技一如(しんぎいちにょ)」、心と技は切り離すことはできないという思想と同時に、稽古に対する心構えや礼儀作法、他者を思いやる気持ち。こうした日本人ならではの文化と精神が息づく、礼に始まり礼に終わる所作へと進化していきました。

古武道で心も穏やかに

余計な力を使わずに、流れるように動く姿。これは茶道や書道、能といった日本の伝統芸能にも共通する“静の美”。
普段意識することの少ない、自分自身を取り囲む自然との調和。風の流れや足に触れる床の感触、自分の呼吸と一体になって動く。これらを感じながら稽古をすることで、身体だけではなく心まで穏やかになっていきます。例えていうと、瞑想状態に入るという感じでしょうか。

日本の伝統文化「古武道」に触れてみる

日常生活に取り入れたい、古武道の動き

筋肉を頑張って使って鍛える運動とは異なり、古武道は力まかせではない動きが魅力です。力の強さや若さより、姿勢や呼吸、身体の使い方が重視される点が、年齢を重ねた私たちに向いている理由といえます。
古武道の動きは日常生活にとても役立ちます。
そのためにはまず、「姿勢」を意識します。立つとき、背筋を無理やり伸ばそうとせず、頭がそっと上から吊られているようなイメージを持ってみましょう。肩の力を抜いて、足の裏でしっかりと床を感じること。これだけで身体は安定し、本当に疲れにくくなりますよ。
次に、「動作をゆっくりと行う」こと。立ち上がる、歩き出す、物を取る。こうした動きを、少しだけゆっくりと丁寧に。勢いにまかせず、自分の身体はいまどこが動いているのか、身体の運びを意識してみましょう。
「呼吸」も大切です。普段から浅い呼吸になっている方は多いのではないでしょうか。まずは長く息を吐いて、吸って。重い物を持つときや、階段を上がる時に、ふーっと息を意識的に吐く。これだけで身体の力みが減って随分と楽になります。余談ですが、私は鍼灸を受けるのが大好きでして、試しに息を吐いて身体の力みを弱めた時と息を吸って体が力んだ時を比較し、反応の違いを体感しました。やはり前者の方が心地良く効きめもありました。

日本の伝統文化「古武道」に触れてみる

実際に古武道を学んでみる

古武道を深く日常に取り入れたいと思ったら、YouTubeでたくさん動画が出ているので自分に必要かなと思う動作を取り入れてみてはいかがでしょう。
もっと興味があれば、見学や体験ができる古武道の教室や講座を探してみるのも良いですよね。
古武道は心身を鍛えるだけではなく、毎日を安全に、しかも心地よく過ごすための知恵がたくさん詰まっています。
「今さら何かを始めるなんて遅い」なんて思わず、年齢を重ねた今だからこそ、古武道を始めてみませんか。

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