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終活コラム
NO.12

もういくつねるとお正月

もういくつねるとお正月

12月も半ばになり、年の瀬の気配が街を彩っています。
暦の1月1日はどこの国でも「年の始め」。
古代ローマも古代中国も、それぞれの暦に従って新年を決めていました。今は世界のほとんどの国が同じ暦を使っています。

日本も太陰暦だった明治5(1872)年11月9日に改暦の布告を行い、翌12月3日を太陽暦の明治6(1873)年1月1日と定めました。
その名残で、旧正月の風習が各地に残っています。

昔から月の末の日を晦日(みそか)、12月31日は大晦日といい、お役所は仕事を納め、商家は1年分の締め日でした。
番頭さんが大福帳を繰って掛け取りにまわるのは落語のなかの話ですが、現代でも、けじめを付けて迎えるお正月は日本文化の大イベントです。
大掃除をして、お正月飾りを整え、お餅をつき、おせちのご馳走をつくる。子どもたちも、立ち働く大人に混じって、うれしさに胸をはずませて手伝いました。

神社やお寺の大掃除は「すすはらい」といって、新しい笹竹のほうきで煤(すす)を払う、全国的に12月13日に行われることが多い清めの伝統行事です。
家庭でも少し念入りにお掃除をして、清らかに元旦を迎えるのは気持ちがよいものです。

ところで元旦は、「元日の朝」に限定されている言葉とご存じですか。
「旦」は地平に太陽が昇ってくる朝(あした)を意味している!
辞書を引いたら、確かにそう記されていました。

おせちは、お正月に限らずお節句や宮中の行事でつくられてきた料理として長い歴史があります。
縁起のよいことに結び付けた材料や地域の産物を使い、多彩な食文化が継承されています。
年越しそばの歴史は浅く、江戸時代中期に江戸から全国へ普及していったものと言われており、年取り(年越し)魚に、サケやブリを焼いて年越しの膳にする地域が多かったのだといいます。
会う人ごとに「おめでとうございます」とあいさつを交わし、少しよそゆきの服を着せてもらった子どもたちは、神妙にお年玉を受け取ります。

神社やお寺へ初詣をして、旧年の無事を感謝し、新しい一年がよい年でありますようにと願います。 また、お仏壇に手を合わせることや、墓所へお参りに行くことで、ご先祖さまへの感謝とともに新年のよろこびを分かち合います。 元日、三が日、七日には七草がゆを炊き、十一日にお供えしていたお鏡を下ろす鏡開きをして、十五日に門松やしめ飾りを納めて松の内が終わります。

そして、15日は小正月(こしょうがつ)あるいは女正月といい、年末年始忙しかった女性たちがゆっくり過ごす風習もあります。
今は7日からは通常に戻る傾向ですが、日にちにこだわらずに混雑を避けて、自分らしいお正月のひとときを楽しむのもよいのではないでしょうか。

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