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終活コラム
NO.51

目黒のおさんぽ「春のぶらり散歩は、旧東海道“品川宿”へ」

目黒のおさんぽ「品川宿」

厳しかった寒さも日毎に和らいで、ぶらり散歩の楽しい季節がやってきました。春の日差しを浴びながら、旧東海道「品川宿」をのんびりと歩いてみませんか。

品川宿の場所は、京浜急行線の北品川駅周辺から青物横丁駅周辺をいいます。
目黒御廟の最寄駅のJR目黒駅から北品川に行くには、山手線で約8分ほど電車に乗り、JR品川駅の高輪口からのんびりと歩いても10分足らず。第一京浜を横浜方面に、箱根駅伝で有名な新八ツ山橋を過ぎると品川宿の始まりです。もしくは品川駅から京浜急行線の普通電車に乗っておとなりの駅。あっという間に到着です。

品川宿は、北品川と青物横丁の間を流れる目黒川が境となり、手前を北品川宿(通称・北)、その向こうを南品川宿(通称・南)と呼んでいます。今回は、通称・北と呼ばれるエリアを中心に歩いてみましょう。

旧東海道というと、あの有名な絵師、歌川広重の出世作「東海道五十三次」シリーズが浮かびます。題名「品川 日之出」は、大名行列の最後尾が品川宿の入り口に立てられた傍示杭(ぼうじぐい)を通り過ぎる、その時を描いています。
そういえば、お茶漬け海苔のおまけで東海道五十三次カードってありましたね。子供の頃に集めていたよ、という方もいらっしゃるのでは。

東海道の最初の宿場だった品川宿。
現在は商店街になっていて、町をあげて品川宿まち歩きをアピールしています。店先の目につくところに観光用パンフレットやマップなどが置かれ、街道沿いには観光案内の看板も多く、初めて訪れても安心して散策ができますよ。

街道沿いの信用金庫の角を左に曲がって進むと、そこは絶景、品川浦船溜まり。かつて海苔の主要産地だった品川浦。屋形船や釣り船が並ぶ船溜まりと古い家並み、その向こうに品川駅周辺の高層ビル群。今と昔が混在した風景は迫力があり、思わず写真を撮りたくなるスポットです。

目黒のおさんぽ「品川宿」

絶景を背にして少し歩くと、江戸中が大騒ぎとなった「寛政の鯨」の骨を埋め、その上に供養碑として建てられた「鯨塚」で有名な利田神社(かがたじんじゃ)があります。ここは歌川広重の名所江戸百景「品川すさき」のなかに描かれています。

利田神社からふたたび街道に戻りましょう。品川といえば細長いあられに海苔を巻いた品川巻きを思い浮かべる方も多いでしょう。ここ品川宿には老舗のおせんべい屋さんがあり、地元の皆さんからはもちろん、観光客にも人気です。

街道を進むと、品川宿のお不動様として信仰を集めるお寺「一心寺」があります。毎月28日の縁日では、裏返した素焼きの皿の上に火をつけたもぐさを置いて、それを頭に乗せる「ほうろく灸」が体験できます。頭のてっぺんから温まると人気のようです。

山手通りを渡って街道を進むと100年も続いているという海苔屋さんがあります。海苔好きな方は行ってみてはいかがでしょう。親切な店主さんがご案内してくれますよ。

まもなく品川橋が見えてきます。このコラムがアップされる頃には、目黒川沿いのソメイヨシノが見事に咲きほこっているのでしょうね。皆さま、花筏(はないかだ)をご存知ですか?
目黒川全体が桜の花びらで敷きつめられたところに、上流から流れてくる花びらや風の向きが生み出す自然の偶然で、まるでピンク色の筏が流れてきたように見える一瞬があるのですって。「それはそれはきれい、運が良ければ見えるわよ」と観光案内所(営業:土日・祝)の方が教えてくれました。

最後に第一京浜沿いに大きく君臨する品川神社へ行きましょう。桜を眺めながら目黒川沿いを歩いて行っても良いし、街道へ戻って北馬場参道通り商店街から行っても良いですね。

目黒のおさんぽ「品川宿」

53段の急階段を上がると都会の喧騒が消え、神聖な気持ちに。境内には神楽殿や宝物殿、金運のパワースポットとして人気の阿那稲荷神社などがあります。

目黒のおさんぽ「品川宿」

こちらの富士塚(品川富士)は、気軽に登れると思いきやスリリングで忍び足になってしまいましたが、頂上に登ると爽快な気分になりました。富士塚に登ることで本物の富士山に登ったのと同じご利益があるといわれています。わずか数分の登山ですが、動きやすい服装と靴で登ることをおすすめします。
街道の脇には細い路地があちこちにあらわれ、まるで迷路に入ったような楽しさがありつつ、困って道をたずねると、地元の人が親切に教えてくれました。地元の人とのコミュニケーションも楽しかったですよ。 見どころはまだまだたくさんありますが、今回はこの辺で。暖かな春にぴったりのお散歩でした。

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