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終活コラム
NO.54

梅雨にまつわるおはなし

梅雨にまつわるおはなし

「紫陽花や 薮を小庭の 別座敷」松尾芭蕉
「梅雨晴れの 夕茜して すぐ消えし」高浜虚子
「紫陽花や 昨日の誠 今日の嘘」正岡子規

雨に濡れた青、白、ピンクの紫陽花や、梅雨空が続くなか珍しく晴れた日の夕暮れ。美しい風景が目に浮かんできます。

まもなく梅雨のシーズン到来

シトシト静かな雨が降り続いた、かつての梅雨とは異なり、近年は災害につながる激しい雨が多くなりました。日頃から天気予報に注意をしていきましょう。 梅雨は、日本を含む一部の東アジアに訪れる雨期を指しています。
梅雨の時期になると、天気予報で「梅雨(ばいう)前線」という言葉がよく使われますね。梅雨前線は、南側にある太平洋高気圧の暖かい空気と、北側にあるオホーツク海高気圧の冷たい空気のぶつかり合いによって作られる、東西に長くのびる停滞前線のこと。この前線が日本や中国南部・中部、台湾、韓国の上にかかり、長雨を降らせます。

梅雨の語源を探る

梅雨という言葉はもともと中国発祥とされ、その由来は諸説あります。
雨期を迎える頃、中国の長江下流域の梅の実が熟すことから、雨期を表す言葉に、「梅」が使われて「梅雨(ばいう)」になったといわれます。
また、気温と湿度が上がってカビが生えやすくなることから、黴(カビ)を音読みの「ばい」と読んで、「黴雨(ばいう)」。でも、カビの雨って嫌ですよね。そこで同じ読みの、しかも季節的にも合っている「梅」の字を使って「梅雨(ばいう)」になったともいわれています。

梅雨にまつわるおはなし

●「梅雨(ばいう)」を「つゆ」と読む理由
中国で使われていた言葉「梅雨(ばいう)」は、江戸時代に日本に入ってきました。日本人が、これを「つゆ」と読む所以は、雨に降られた草木につく「露(つゆ)」の情景や、高い湿度が「露(つゆ)」を連想したからといわれています。

梅雨の雨の名前

梅雨時の雨を表す呼び名をいくつか選んでみました。雨ひとつとっても、そこに花や草木の色合い、香りや雨音まで感じる呼び名を付ける、昔の人の感性は素敵ですね。

●五月雨(さみだれ)
降ったり止んだりを繰り返しながら降り続く雨のこと。

●卯の花腐し(うのはなくたし)
あまりに長く雨が降り続くと、この時期に咲く卯の花(ウツギの花)が腐ってしまうという表現。

●翠雨(すいう)
新緑の青葉を濡らし、降りそそぐ雨のこと。

●青梅雨(あおつゆ)
梅雨入り前に太陽の光をたっぷりと浴び、色濃くなった木々の葉。そこに降る雨のこと。

梅雨にまつわるおはなし

梅雨のシーズンを楽しみましょう

梅雨の空模様や気圧の変化に心身が反応して「あぁ、今日も雨。体がだるいし、何もしたくない」とユーウツな気分で日々を過ごすのはちょっと残念。 この時期だからこその楽しみを見つけていきませんか。

●季節の花、紫陽花をアレンジして飾ってみませんか
この時期、外を歩けばいろいろなところに紫陽花が咲いていますが、お家のなかでも楽しんでみましょう。たとえば、白い紫陽花をメインにして、さまざまな種類や大きさの白い花でコーディネートするのはいかがでしょう。気分もきっと上がりますよ。

●梅仕事をしてみましょう
6月中旬から7月上旬に出回る黄色く色づいた完熟梅は、梅干し作りにおすすめです。完熟手前の梅なら、梅ジャムや梅肉ペーストにも。作り方はSNSなどでたくさん情報が出ているので安心です。

●レインウェアを楽しむ
本当に自分の好きな色やデザインが施された傘、レインブーツ、バッグ、レインコートを揃えてみると、雨降りが楽しみになるかもしれませんね。

●梅雨時は掃除時
湿気の多い梅雨時は汚れを落としやすい時期。水回りやキッチンの油汚れ、換気扇の掃除をしてスッキリしましょう。また、夏本番を迎える前にエアコンフィルターの掃除をしておくと安心です。

長い梅雨が終わるとあっという間に灼熱の太陽、あの酷暑の始まりです。 体調管理に気をつけて日々を過ごしていきましょう。

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